妥協せざる人々

映画館に観にいった映画についての感想文。

ドグマ・不純の誓い
―于颪辰娠撚茲亡脅佞靴燭
⊂暖饉圓箸靴討領場を明確にするぞ
1撚茣嫋泙竜_颪浪真佑砲睚薪であれ
け撚茲呂燭世修譴世韻農斬なんて持ち込むな
ケ撚茲乏壁佞韻鷲要ない
ι埔鰺な文章で失笑を買え
他人の価値観からの脱却を図れ
╋欧覿欧訖様佑竜せちを逆撫でてみろ
ナンバー・ワンではなく、ロンリー・ワンを目指せ(泣)
“映画好き”を自称しつつそれを貶める人間に憧れろ(号泣)


<< June 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
 
SPONSORED LINKS
CATEGORIES
お詫び
ただいま、個人的な理由により映画鑑賞が困難となっております。テレビ放送、あるいはビデオグラムなどでは鑑賞しておりますが、映画フィルムと劇場スクリーンがあってはじめて映画鑑賞が完成するという考えの下、当ブログのテキストは、劇場での鑑賞作品の感想に拘らせていただきたいかと存じます。暫しお待ちいただければ幸いです。
お知らせ
おかげ様をもちまして“未公開または書きかけ”のテキストが100を越えました。観たこと自体忘れている作品も少なくありません…。こんな僕を許してください。
MOBILE
qrcode
PROFILE
無料ブログ作成サービス JUGEM
 
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | | - | - | pookmark
二作品オスカー受賞に思うこと
 JUGEMテーマ:映画

『おくりびと』が外国語映画、『つみきのいえ』が短編アニメ部門でオスカー受賞

 今回の米アカデミー賞は、日本映画のそれぞれの部門での受賞は初めて、しかも複数受賞も初めてということで大きな話題となっています。ニュース的な感想はかどわかされてに書きました。明るいニュースを渇望していたところのジャストフィットだったんでしょう。『おくりびと』に関しては、能動的に劇場で観ることはないと思いますが(すごい混んでるみたいだし、テレビ局製作だから来年、地上波初登場とか言って放映されるんでしょうから)、主演の本木雅弘さんや監督の滝田洋二郎さん、あるいは原作本とされている書籍の著者への言及といったものはありましたが、脚本の小山薫堂さんへの言及が無かったことがちょっと不思議ではありました。個人的には、事業も手がける放送作家って基本的に疑ってかかっているわけです。ホイチョイなんていうバブリーな言葉も連想しますが、なんか世の中の出来事、日常の機微がうまく漂白されて、キレイ事だけが目の前に供される。そういう印象が拭えないわけですよね。なーんて、半分冗談ですが。小山さんというと『料理の鉄人』を思い出します。ということはここで描かれているのは、死がどうのとか生き様がどうのとかというより、日本人の職人技の復権、という気がします。しかも大量生産が行き詰まりを見せて働く人も買う人も困っているこの時代。西洋(オーケストラ)から日本(個人)へという図式は、小山さんの的確なマーケティング力のすごさを物語るものだと思います。今度は一人で行くディスカバー・ジャパンやね(なんのこっちゃ)。とか言いながら私なんかは“葬式不要、戒名無用”なんて思っているくらいですから、様式への過度なこだわりはちょっと異様に見えます。逆戻りなんじゃないかと、人類の進歩はレリジョン・フリーの方向なんじゃないかと勝手に思ってたりもします。シンプルライフとか言いながら商売に初めから降参しているのもどうかなと。人生懸けてます!なんて意気込む兄ちゃんが作る一杯千いくらもする豪華なラーメンより、しょぼくれたジジイの作る支那そばの方が気楽でええねんなと。そこに原作者としてクレジットされることをこの著者が拒んだ宗教観・人生観の違いがあったのかもしれません。ああ、違うかな。私は役人の金の使い方をいつでも批判できるようにしておきたいとは思っています。

 滝田監督作品というのは『コミック雑誌なんかいらない!』を86年3月に今は亡き銀座並木座で、竹中直人さん爆演の『痴漢電車 下着検札』を87年12月に池袋文芸地下で観ただけですから偉そうなことは言えません。しかしそれ以来鑑賞が途絶えているのは、滝田監督(ないし脚本の高木功さん)の作品成立の流儀が、幾つかのコントがあってそれを登場人物によって数珠つなぎにしていくというものだからだったでしょう。劇場版アニメ『がんばれ!!タブチくん!!』にどこからでもご覧いただけるマルチラウンド方式というのがありましたが、そんな感じ。登場人物の精神的葛藤とその流れや心象風景はあまり重視されていないようでした。というかそういったものを廃して即物描写に徹するというような。それからもう20何年経っているので滝田監督がどう変化されているのか知る由もありません。それにしてもピンク出身監督としては異例にコンスタントなフィルモグラフィーですね。滝田監督くらいじゃないですか?割合メジャーな作品をこんなに撮れてるのは。変にこだわらないことが、まずタレント・原作ありきの製作委員会方式の映画に重宝がられているのかもしれません。時節的に興味深かったのは滝田監督の経歴紹介で、学歴も技術もなくしかも成人映画であり、なかなか喰えなかった時代があったという話。遡ればもう40年も前に映画業界は、役者・スタッフなど正社員と資産の処分という大リストラ並びに人材採用の見合わせ(技術継承の中絶)をやっているわけで、滝田監督はまさにそれを補うべく撮影所ではない場所で、映画業界のアウトソーシングに従事していたわけですから、この大不況の状況に於いてアメリカのアカデミー賞を受賞したというのは、なにやら因縁めいたものを感じます。しかもテレビ局の手助けで!ところでこの映画には、言わずと知れた伊丹十三監督作品『お葬式』での、山崎努さんと高瀬春菜さんの爛れた野外セックスみたいな、どうしょうもない生の本能みたいな描写はあるんですかね(あるわけねーだろ)。

 納棺士になる青年の物語ということで、思い出して是非観たいものだと思ったのは、『長距離ランナーの孤独』や晩年の『ホテル・ニューハンプシャー』などで知られるイギリスの映画監督トニー・リチャードソン監督の作品『ラブド・ワン』です。67年にATGで配給されたようなのでフィルムセンターには収蔵されているのでしょうか。リバイバルしてほしいものです。ここではなんでも商売になっていくアメリカ流ビジネスが皮肉を込めて描かれているようです。アカデミー会員のみなさんは観ているのでしょうか?


シネマアートン下北沢、突然の閉館
JUGEMテーマ:映画


撃沈 インターネットをダラダラ見ていたところ、シネマアートン下北沢が閉館などという文字が飛び込んできた。特集上映の途中だったので何かの間違いだろうと思ったのだが事実らしい。前にも書いたがこじんまりとして落ち着いたいい劇場だったし邦画旧作を観られる劇場が少なくなっているから、このまま閉館するのは惜しい、とは思う。都内には他にない雰囲気の映画館だと思える。場所柄だろうか時間つぶし目的で入ってくる労務者もいなく狭い割りには快適だった。今回の件は母体である出版社アートンの社長が、別事業での薬事法違反で逮捕されたということでらしいが、以前より下北沢の再開発による立ち退きという問題を抱えていた。確か今年1月の頭で会員の募集も止めていておかしいなと思ったのだが、そうかいよいよ立ち退きの整理に入るのかとも勝手に考えていた。でも止めそうな気配もなかった。気になるのはアートンという出版社が既にアートン新社として始動していることで、これはもしや既定の路線だったんじゃないかと、アートン社内の造反だったんじゃないのかと。それでついでに出版にはほとんど関連しない社長の道楽を整理したのかと。そんな風に思えてならないのだがどうか。シネマアートンのスタッフはあずかり知らない社内闘争に巻き込まれた形なのではないかと。考えてみればこれまた意欲的な特集上映を行っているラピュタ阿佐ヶ谷だってふゅーじょんぷろだくとだし、まだ行った事はないが神保町にできた三百人劇場の後継、神保町シアター(ロシア&中国映画の全貌とかはやるのかな?)は小学館だそうだ。出版業界は多層的な不況だから余計なお世話なのかもしれないがついつい心配になってしまう。ユーロスペースの跡をそのまま利用しているシアターnのオーナー、大手出版取次ニッパンのようなメディア展開の一環とはまた訳が違うだろう。一部では再開の署名運動をしているようだが、前述のように再開発の件があるので困難であると思える。悲しいけれど情熱だけでは何もできない世の中だ。それどころか厚かましいと思われるかもしれない。出版だって生き残りに必死なのだ。この際、巨大なエンタメ系企業になられたレントラックさんに頼んでみますか?エスクァイアあたりが喜ぶかもよ。あっ、新文芸坐みたいにパチンコ屋さんにする?署名するなら映画館ファンドみたいなものを立ち上げるべきだという自己責任の時勢に生きているという認識を持ちたい。シネマ下北沢として開館したのが1998年、シネマアートンになったのが4年前の2004年だった。長いような短いような10年。2度目の復活はお金のある人に委ねられている(泣)。シネマヴェーラは是非がんばってね。受付の女性が若干一名少なくなってますが…。で、最後に言わせていただきます。

オレの5ポイント済スタンプカード(1回無料)はどないしてくれんねん!(号泣)


今年のフランス映画祭をやり過ごす
フランス映画祭2008
 
  
去年も行けなかったフランス映画祭ですが 今年もやっぱり行けませんでした。配給の決まっていない作品は観たかったので残念です。映画好きにとっての映画祭の醍醐味とはそういうものでしょう。今後の特殊上映に期待します。今回、何よりも驚いたことは夕方スタートというスケジュールだったんですが、どういう意図なのかよく判らないです。21時上映スタートなんて排他的だと思います。これで主催のユニ・フランスが映画を肴にフランス本国からスターを呼んでただ騒ぎたいという目的が明確になったと思います。要するにスノビッシュだということです。これならまだ“日本に於けるそちらさんの年”を手始めに、イタリア映画祭やドイツ映画祭を常態化させて“映画祭商売”づいている朝日新聞とフランス大使館を巻き込んでやったほうがまだまともに開催されるんじゃないでしょうか。実際、“アニエス・ベーは映画が大好き”は結構集客してましたし。入りすぎたゴダールの『はなればなれに』の時は渋谷系なヤツラに心の中でアッカン・ベーしてましたが…。それに有楽町朝日ホールは映画上映には不適当なので勘弁して欲しいです。横浜時代が懐かしいなんて方もおられるようですが、あの頃から独特の雰囲気(やる気があるのかないのか判らない)があって以前書いたかも知れませんが、アンケートに答えると、本日上映作品のチケットをプレゼントなんてことをやっていて、予定を決めて自腹でチケットを購入している者としては腹立たしく抗議したことがあります。チケットと言えば配給が決まっている作品が多くなればロードショー料金とほとんど変らなくなるでしょう。これも嫌なんですよね。ゲストを減らしても1000〜1200円くらいが適当かと。おまけに会場のパシフィコ横浜のホールは上映中でも横の出入り口から客は次から次へと入ってきてスクリーンを見えなくするし、有楽町朝日ホールと同じくらい映画には不向きだと個人的には思っています。ですから映画館開催になったこと自体は良いと思いますが。さて今回はメイン企画よりももしかして重要かもしれないサブ企画として、新作『ランジェ公爵夫人』公開連動の『ジャック・リヴェット・レトロスペクティヴ』があります。ありがたいことに日本での通常上映、特集上映作品はほとんど観ているので(あらためて判ったんですが、結構輸入されてるんですね)ユーロスペースは関係なかったのですが、日仏学院での未公開作品は字幕がなく、せっかくの企画なのに何故?とこれも首を傾げます。いままでの日仏学院経験からすると狭いし、同時通訳は拙いので止めにしておきます。いや、自宅に軟禁(うそ)されているので出かけられないんでした。4月7日は家で号泣していると思います。お出かけになる方がうらやましい。ジャック・リヴェットを観るものに永遠の呪いあれ(笑)。
BOW30映画祭
今、日比谷のシャンテ・シネでBOWの30周年記念の上映会をやっています。今回上映される映画の内、ゴダールのリミックスものを除くと観ていないのは5本なので、個人的にはほとんど用事は無いです。それらの作品も平日上映なので観ることはできず、出かける予定はありません。しかし、結構混んでいるようですね。ロベール・ブレッソン監督の『ラルジャン』(このブログのアドレスにしています) なんて予約でいっぱいになったとか。なぜ1回きりなんでしょうか。20年前!六本木のシネ・ヴィヴァンで観たことを思い出します。あっと言う間に40代だもんね。歳は取りたくないわい…。観客はやっぱり若い方が中心なのかな。BOWというのは犬が鳴いているわけではなくて、“ベスト・オブ・ザ・ワールド”というタイトルの映画配給会社・フランス映画社の括りなんですけど、僕も結構お世話になっています。ずいぶん前にやはりこのシャンテ・シネで、映画製作者 アナトール・ドーマンの作品連続上映があって、その時の作品もBOWものだったんじゃないでしょうか。BOWというのは一言で言うと作品の品質保証ですね。間違いないと。実際、その通りだったし。これ、日本映画への影響って大きいと思うんですよ、表現の多様性ということで。 ただ、副社長だった川喜多和子さんが亡くなられる前後あたりから配給作品が滞り気味なのが残念ですね。ゴダールの作品なんかも他の配給会社に取られてるし。次の作品が上映されるまでHP放置されてるし。悲しいです。社長の柴田駿さんには是非がんばっていただきたいかと。しかし、配給会社も淘汰の時代に入っていて、後発の会社も開店休業なんてところもあるようだし、ギャガはUSENに入っちゃうし。興行収入がどうのと言っている割には、この手のものになると結構厳しいのかもしれません。ターゲットは都市部ということになるんで。今回の上映会、若い方には良かったかもしれませんが、僕なんかからみると、どうしてもネガティヴな感じがしてしまいます。やはりまだ観ぬ映画の配給・公開をもってして30周年として貰いたい。これはフランス映画社に対するエールです。(エールフランス〜なんちゃって、あわわ…) そういえば何年か前に、ブレッソン監督の『湖のランスロー』が公開予定作品になっていたことがあったはずですが、どうなってしまったんでしょうか。東京国際映画祭のレトロスペクティヴで見逃しているので期待していたのですが。よろしくお願いします。