妥協せざる人々

映画館に観にいった映画についての感想文。

ドグマ・不純の誓い
―于颪辰娠撚茲亡脅佞靴燭
⊂暖饉圓箸靴討領場を明確にするぞ
1撚茣嫋泙竜_颪浪真佑砲睚薪であれ
け撚茲呂燭世修譴世韻農斬なんて持ち込むな
ケ撚茲乏壁佞韻鷲要ない
ι埔鰺な文章で失笑を買え
他人の価値観からの脱却を図れ
╋欧覿欧訖様佑竜せちを逆撫でてみろ
ナンバー・ワンではなく、ロンリー・ワンを目指せ(泣)
“映画好き”を自称しつつそれを貶める人間に憧れろ(号泣)


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お詫び
ただいま、個人的な理由により映画鑑賞が困難となっております。テレビ放送、あるいはビデオグラムなどでは鑑賞しておりますが、映画フィルムと劇場スクリーンがあってはじめて映画鑑賞が完成するという考えの下、当ブログのテキストは、劇場での鑑賞作品の感想に拘らせていただきたいかと存じます。暫しお待ちいただければ幸いです。
お知らせ
おかげ様をもちまして“未公開または書きかけ”のテキストが100を越えました。観たこと自体忘れている作品も少なくありません…。こんな僕を許してください。
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原始、女性はサンシャインだった 『リトル・ミス・サンシャイン』
07年2月10日(土)分

ゝ搬叱三郎監督作品『夜の蝶』
    →2月12日付

吉村公三郎監督作品『夜の素顔』
    →2月13日付

ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス監督作品『リトル・ミス・サンシャイン』



06年 アメリカ映画。カラー。シネマスコープ。配給 20世紀フォックス 原題 LITTLE MISS SUNSHINE。 鑑賞状況 座席6割程度。個人的タイトル 『笑いとペーソスの葡萄』。

靴 本当は池袋の後、高田馬場松竹であま〜い2本立てを観るつもりだったんですが、爺の大群にすっかり中てられて疲れてしまったので2本はきつかろうと予定変更し、若者の、馬鹿者の街渋谷へ。あ、そういえば観るはずだった『ショコラ』の監督、ラッセ・ハルストレムさんってシャンテで観た『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』の監督だったんですね。『サイダーハウス・ルール』(ジョン・アーヴィング取り上げるなんてさすが…)も『シッピング・ニュース』も観てないし、すっかり過去の人扱い…。申し訳ございませんでした。

バナナ で、渋谷です。何観ようか?迷った挙句、久しぶりにシネ・クイントです。かつてのパルコ・スペース・パート3です。多目的スペースから映画専用になってもう何年になるんでしょうか。椅子が良くなって環境はよくなりました。『バッファロー´66』以来のご入場であります。高校生の頃、ここで観た展覧会『アーシル・ゴーキー』展を僕は忘れることができない。ここで僕は、自分の信念を確立することが人生の第一義であることを学…べればよかったんだけどねぇ。はっきり言って他人の影響受けすぎ。情けない。

ムード 音楽はアトム・エゴヤン監督作品(『アララトの聖母』!)でもおなじみのマイケル・ダナ(ダンナ改め)です。この作品では一転、ストーリーを邪魔しない音楽(もっとも挿入曲もあるが)で映画を支えていただいてます。手堅いお仕事ありがとうございます。

おでん 鑑賞しながら他の映画がアタマの中を渦巻いていました。特にこの2本を思い出せたのは我ながらすごいなと自画自賛。1本は、今は亡きディヴァインさんが、世界一醜悪な人間を競って紆余曲折するジョン・ウォータース監督の映画史的傑作『ピンクフラミンゴ』(72年)と、もう1本はミス・ワールド選考に際して処女膜の有無まで検査してしまうというエピソードが秀逸な(だって貞操帯協会主催なんだもん)、ユーゴの鬼才、デュシャン・マカヴェイエフ監督の『スウィート・ムービー』(74年)であります。立身出世だとか一攫千金だとかに対してここまで露悪的になれたら立派。日本映画に足りないのは実はこういうところなのかもね。それとも業界ゴロが“トンデモ”なんて言って変に面白がっちゃうのがいけないのかな。無用な付加価値は迷惑ですが。ちょっとアンチスタンダリゼーションとしての、コミューンとかアナーキズムを再検討したくなってきました。

食事 個人的タイトルを『笑いとペーソスの葡萄』としたのは、マイケル・アーントさんの脚本が、当然スタインベックの傾向小説(とジョン・フォード監督による映画化作品)『怒りの葡萄』の家族による“希望の地、カリフォルニアへの道行き”を下敷きにしているのではないかとの推察を、それとなくインテリぶって匂わせてみたといったところです。ルート66ってか!

トイレ 登場人物はいずれも曲者であります。主人公(いるんだかいないんだか…)の女の子オリーヴが実におとなしく思われます。パパは“成功への9ステップ理論”を出版社に売り込んで自分が成功しちゃおうという教条主義者です。要するに、だったらおめぇが成功して見せてみろ、と突っ込まれる時流に沿った人物造詣です。このような手合いが最近富に多いので注意しましょうね。ママは料理はもっぱらテイクアウトのフライドチキンという働くお母さん。一家の経済を支えてます。ごくろうさまです。爺はドラッグ中毒の退役軍人?でポルノグラフィティ愛好家。おそらく戦争の後遺症で脳みそが一部欠損しているものと思われます。長男は空軍のパイロットに合格するまで皆と口を利かないという意志を貫いているニーチェ信奉者(神は死んだってか!)。それにママの兄キという男が自殺未遂のうつ病患者で、ホモセクシャルでしかも全米で一番と自称するプルースト研究家(バイセクシャルかよ)です。いずれのキャラ設定にも監督のインテリさが偲ばれます。彼らの共通点は“一発逆転サヨナラ満塁ホームラン”を夢見ているところです。そんなに簡単にうまくことが運ぶのでしょうか。

財布 アメリカの格差社会の浸透は、日本よりおそらく30年は進んでいることでしょう。しかもそこには人種問題が付帯しているので、自体は複雑で深刻ですね。ん、考え方が逆か?まず先頭に人種という格差があったのかい、エイブ・リンカーン?エイブの活躍でエイプから卒業。なんちゃって。それはともかく、別の視点から見ると、パパが目論んでいるようなサクセス・メソッド・ビジネスみたいなものも死ぬほど、死んでまた生き返っちゃうくらいあると。まるで宗教のシステムの亜種のようであります。とりあえずパパの子供たち2名はその影響下にあるようです。政府から税金を取られ、そしてここに成功を餌になけなしの虎の子まで奪われると。難儀やね庶民のみなさま。書店のビジネス、自己啓発関係コーナーにいくとあるわあるわ、であります。こういう本はブックオフで立ち読みする(買わねぇんだ?)ことにします。あわわ。

子供 子供のミスコンというと、やはりジョンベネちゃん事件を思わずにはいられません。あの醜悪さは、参加させる親たちは無自覚でも、おそらくアメリカに於ける児童ポルノビジネス(と誘拐)の下支えになっていると思われますが、日本でもじきに、実親による金目当ての性的搾取事件が明るみに出るのではないでしょうか。性的倒錯者の教諭による事件もあったことだし。やれやれだな、美しい国、日本。

かわいい この映画で解ったことがひとつあります。ミスコンはなぜいけないのか?それは、男が自分の都合で女を選別することでも、衆目の場で肌を晒すことでもありません。女がまさに女の物真似をすることだからです。そこで語られる彼女たちの夢は、時代は変わっても常に類型化されて進歩することがない空々しさだからです。女はひとりひとり個性的であるべきです。個性的であれなどというスローガンが既に無個性的ですが(泣)。経済と結託して女の生活を規定する、女性雑誌のページを閉じてみてはいかがでしょうか。

便箋 パンフレットは600円。印刷は三映印刷株式会社による。左横開き中綴じ表紙込み28ページ。表紙がバスの形に抜かれてオシャレです。

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